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変身ベルトはどこへ向かう?

by やまかわ

この記事は「仮面ライダー Advent Calendar 2016」の12月20日の記事です。
今回は、仮面ライダー関連の玩具、その中でも変身ベルトについて語りたいと思います。

大人になってからハマったライダー

僕が物心ついた子どもの頃は、丁度オンタイムで見ていたのが「スカイライダー」「仮面ライダースーパー1」あたりで、その後「ZX」は雑誌のみで地味に展開され、当時ガキんちょだった僕は、再放送の1号・2号やV3にハマっていたと記憶してます。

変身ベルトは・・・当時おもちゃ屋で見たかどうか、実は記憶にありません。もちろん買ってもらった覚えもないのですが、V3のベルトが欲しかったのは覚えてます。

「ZX」以降昭和ライダーは「Black」までほぼプッツリ途絶えてしまいました。その間に僕は別のもの(ガンダムとかサンライズ系のロボットアニメ)にハマってしまい「Black」放映時にはすっかり仮面ライダーそのものに興味をなくしてました。

時は経ち社会人になって、2000年から始まった「平成ライダーシリーズ」は、イケメン俳優を使い、お母さん世代をがっちり掴みつつ、ドラマ性を重視した物語の展開で「親子で楽しむ特撮作品」となったわけです。

僕の長男が物心ついた2007年、長男と食い入るように日曜の朝テレビにかじりついて仮面ライダーを見て、子どものために買ってあげたのが始まりです。

ベルト収集癖のwww

「なり切り商品」として素晴らしい変身ベルト

ストーリーやギミックにハマった関係で、たまたま2007年当時オンエアされていた「仮面ライダー電王」の変身ベルト「DXデンオウベルト」を購入し、そのプレイバリューにびっくりしました。

電車がモチーフの仮面ライダー電王は、ベルトのバックル部分に定期券型のカード型デバイス「ライダーパス」をタッチすることで、仮面ライダーに変身することができるわけです。しかもボタンを押し分けることで、4つのフォーム変身を再現できました。必殺技ももちろん再現可能です。

購入した当時は、まだソードフォーム(赤)とロッドフォーム(青)しか出てきてなかったので、あとの黄色と紫色はなんだろう、と非常にドキドキしたものです。

さらに物語中盤には、ベルトのバックル部分に、さらに携帯電話型のデバイスをはめ込むことで、最強のフォームに変身する隠し機能まで搭載されていました。

電王はほかにも、「デンガッシャー」という、4つのパーツを組み合わせて「剣・杖・斧・銃(・双剣)」に変形できる武器の玩具も発売されており、その出来も素晴らしいものでした。
最終的に、電王関連の玩具は、「デンライナー」「DXゼロノスベルト」「DXデンカメンソード」とかなりのグッズを集めることとなります。

・・・だた、あるシリーズを境にちょっと考え方が変わるようになりました。

仮面ライダーW以降の商品展開に異議あり

平成仮面ライダー10周年記念として放送された「仮面ライダーディケイド」は、なぜか半年で終わる(続きは劇場版で!みたいな終わり方でしたが)作品で、「仮面ライダーW」以降の作品は以後、夏から放送開始となるわけです。

これは個人的には、ライダーベルトを含むグッズのセールスを、クリスマスシーズンにぶつけるための作戦なんじゃないかな、と思うわけです。そのおかげで消費が増えて、さらなる人気シリーズに発展してもらえるならそれはそれで結構なんですけど、いかんせん「W」以降の玩具、特に変身ベルトに関する売り方は、非常にセコイと言わざるを得ません。

例えば、「仮面ライダーW」は、主人公(たち)が持っているガイアメモリというUSBメモリ-みたいな棒状のガジェットを、左右の差し込み口に挿して変身するのですが、合計6本、最初から持ってるんです。なのに、変身ベルトに付属しているのは4本のみ。第1話から出てきているフォームになり切れないんです。

じゃあ、どうなったかというと、武器などほかの商品との抱き合わせで、不足分のガイアメモリを入手するしかないわけです。これは当時非常に不満でした。ベルトに対して、武器類の生産量が少ないためか、通販サイトでは価格が軒並み高騰し、とても買える金額じゃなかったのを思い出します。

(※補足:Wのベルトは、のちにメモリ6本入りの復刻廉価版が発売されました。)

そして、個人的にもっともひどいと思ったのは、「仮面ライダーOOO(オーズ)」のオーメダル。

露骨なコンプリート商法だった「オーメダル」

仮面ライダーオーズは、色々な種類のメダルを3枚、ベルトに嵌めて、スキャンすることで変身します。
ただその種類が非常に、非常に多く、Wであった抱き合わせ商法のほかに、子ども向け雑誌の付録や食玩、ガチャガチャなど多岐にわたる入手方法を網羅しないと揃えられない、という鬼としか言いようがない仕組みでした。

「○○市の○○というお店にオーメダル02が入荷するらしいぞ!」
というどこかの掲示板への書き込みを見て、入荷当日長蛇の列ができていたのを思い出します。
もちろんネット通販では定価の倍は当たり前。転売屋の格好の餌食となっています。

その次作の「仮面ライダーフォーゼ」も同じような販売方法が取られました。
こちらは、4つのスロットに異なる形や機能の「スイッチ」をはめ込むことで、色々な技の再現ができるということです。この「スイッチ」が、非常に凝ったもので、オーメダルよりも単価は上がっていたんじゃないかと思います。

実は僕は、このグッズの展開方法・販売方法に疑問を感じて、このころからあまり平成ライダーを視聴しなくなりました。見たら欲しくなるし、欲しくなるけど買えないし。
フォーゼ以降のシリーズ(見てないけど)も、おそらく、コレクションを露骨に誘導するような展開なんだと思います。指輪とか錠前とかミニカーとか目玉とかファミコンのカセットとか。

ただ、ウィザードのベルトは、変身音声のインパクトだけで買っちゃいましたが、一度開封してすぐ飽きちゃいましたw

今後もずっと付き合っていける人はどんだけいるのかな

まぁ最近の仮面ライダーはいくつものフォームに変身するのが主流になっていて、どんどん新しいフォームを投入していくのがトレンドなんでしょう。・・・なんでしょうけど、その都度決して安くない追加アイテムを漏らさず購入していく層が、今後果たしてどれだけ残っていくのか、他人事ながらちょっと心配になります。

本当に欲しいという人のところに行き渡らない仕組みってのもアレですよね。
(ベルトに限らず、いろんな商品に言えることですが、転売屋さんホントいなくなればいいのに)

もううちの子も中学生になって、ライダーには興味を示さなくなりましたが、
仮面ライダー突撃世代となる小さいお子さんが居るご家庭には、せめてベルト買うだけでも満足度が高くなるような商品開発をしてほしいものです。1シーズンを楽しんでもらって、次のシーズンも良いお客さんになってもらえればそれでOKな気がします。オーメダルみたいな売り方は、買う方が疲れます(´;ω;`)

そもそも僕は、ベルトだけのプレイバリューで、100%の楽しさが欲しいんです。
その他付属アイテムや、強化アイテムなどの追加パーツは、問題無いんです。
ただ、ベルト買うだけで必殺技も再現できないような今のシリーズ展開じゃあ、いずれ消費者に愛想つかされますよ、と。言いたい。

かくいう私は、大人用のベルトの方にシフトしてしまっておりますが、確実にこういう層はいます(笑)
なので、次はデンオウベルトの大人用再販をお願いしたいところです。(趣旨が違うw)
・・・いや、本当にデンオウベルト(+デンガッシャー)は良くできてたんですよ!

ということで、私の今年度のライダー記事はおしまいです。
最後まで読んで下さりありがとうございました。


やまかわ
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